結婚指輪は職場につけていっても問題ない?身につけられない場合の対応を解説 DIAMOND DOT LABのブログ。

指輪の基礎知識

結婚指輪は職場につけていっても問題ない?身につけられない場合の対応を解説

みなさんは、結婚指輪を普段職場で身につけているでしょうか。思い出の品を肌身離さず持っていたくても、職場では身につけることに対して、ためらってしまう方も少なくありません。 今回は、そもそも結婚指輪を職場で身につけても大丈夫かについて解説します。また、結婚指輪の着用が難しい仕事や身につけられない場合の対処法、職場で使用する際のマナーなども取り上げるため、結婚指輪の扱いに悩んでいる方はぜひ参考にしてください

結婚指輪は職場につけていっても問題ない?

結論からいうと、職場で結婚指輪を着用しても問題ありません。そもそも結婚指輪は、婚約指輪と異なり普段使用するのを想定したシンプルなデザインのものが多いです。おしゃれのために使用するものではなく、ほとんど仕事の邪魔にもならないため、アクセサリーが禁止の職場でも例外的に認められているケースもあります。 もちろん、規則で禁止されている職場もあるため、あらかじめ確認しておきましょう。ちなみに、20代と30代の夫婦を対象に、結婚指輪の着用頻度に関する質問をしたアンケートによると、職場で結婚指輪を着用していると回答したのは全体の65%でした。

結婚指輪の着用が難しい仕事

結婚指輪の着用は、基本的にどの職場でも問題ありませんが、職種によっては身につけない方がよいとされている場合があります。以下の仕事に従事している方は、結婚指輪は職場で使用しないようにしましょう。

医療・介護の仕事

医療や介護関連の仕事をしている方は、職場での結婚指輪の着用は推奨できません。理由のひとつとして、衛生面の問題が挙げられます。 結婚指輪は常に身につけているものではなく、お風呂のときや家事の際には外し、再び身につけるものです。その際別の何かに付着すると、感染症の原因となる可能性があります。人の命を預かる立場である以上、患者を危険に晒すリスクがあるものは排除しなければなりません。

また、安全面の問題も理由のひとつです。患者の世話をする際に結婚指輪が当たってしまうと、相手に怪我をさせる可能性があります。そのため、職場の規定でそもそも着用が禁止されているケースも少なくありません。

飲食店など

結婚指輪の着用を禁止している仕事のひとつに、飲食店をはじめとする食品関連事業の存在が挙げられます。原因は医療や介護関連の仕事と同じく、衛生面の問題があるためです。 万が一、飲食店で結婚指輪に付着した雑菌が原因で食中毒が発生してしまうと、食品衛生法第6条第3号に違反してしまい、行政より食品衛生法第55条にもとづく営業停止命令、もしくは営業禁止処分を受けてしまいます。

食中毒が発生しなくても、結婚指輪が外れて料理に混入してしまうと、やはり食品衛生法に違反してしまい、3年以下の懲役、または300万円以下の罰金を支払わなければなりません。

工場などの製造業や建設現場

製造業や建設現場では、安全面の問題から結婚指輪を仕事中は着用しない方が多いです。作業中に機械を操作する際、結婚指輪が引っかかってしまうとそのまま機械に巻き込まれてしまい、重大な事故につながる可能性があります。怪我をしなくても、機械そのものが不具合を起こし、その後の作業工程に影響を与える可能性が高いです。 また、紛失した際に製品に混入するリスクがある、製品に傷をつける可能性があるなども理由として挙げられます。 現場によっては、軍手を使用すれば着用が認められているケースもあるため、仕事中でも使用したい方は職場のルールを確認してみましょう。

保育士など子どもと関わる仕事

保育士をはじめとする、子どもと関わる仕事をしている方も勤務中は結婚指輪をしないようにしましょう。結婚指輪をしない理由は、子どもの安全を確保するためです。 子どもの皮膚は大人よりも薄くて敏感なため、保育士の着用していた結婚指輪が原因で金属アレルギーを発症してしまう可能性があります。また、子どもの動きは大人でも予測するのが困難です。

走り回っている最中に、結婚指輪に目がぶつかってしまい怪我をする、一時的に外していた結婚指輪を子どもが誤飲するなどのトラブルを未然に回避するためにも、結婚指輪をはじめとする各種装飾品はしないようにしましょう。

接客業

接客業も、仕事内容によっては結婚指輪が着用できない場合があります。たとえば、エステサロンでは、施術中に結婚指輪で大切なお客様の肌を傷つけないために、結婚指輪を外す方が多いです。また、車のディーラーも結婚指輪で大切な商品である車のボディーに傷をつける可能性があるため、職場の規定で禁止されているケースも珍しくありません。

職場で結婚指輪ができない場合の対処法

職種によっては、自主的に結婚指輪を外すなど、そもそも結婚指輪が着用できない場合があります。それでも結婚指輪を身につけておきたい場合は、チェーンを利用してネックレスにするのがおすすめです。指輪をネックレスにするメリット、およびデメリットを見ていきましょう。

結婚指輪をネックレスにするメリット

結婚指輪をネックレスにするメリットとして、まず頻繁に結婚指輪を身につけたり、外したりするよりも、紛失のリスクが下がる点が挙げられます。職場で作業中に結婚指輪を外し、そのまま指輪を失くしてしまったというケースは珍しくありません。大切な結婚指輪を失くさないためにも、ネックレスにするのは有効な方法です。 また、指輪のサイズが変わっても使用し続けられる点もメリットといえます。時間が経過して体型が変化し、以前まで身につけられていた結婚指輪が着用できない、または着用できても外れやすくなってしまう方は少なくありません。ネックレスにすれば、体型変化を気にせずに結婚指輪を常に身につけておけます。

そのほかにも、ファッションとして楽しめる、指輪の汚れや変形のリスクが下がる、家事をする際も邪魔にならないなども、結婚指輪をネックレスにする利点です。

結婚指輪をネックレスにするデメリット

結婚指輪をネックレスにするのは、メリットのみならずデメリットも存在します。まず、ネックレスにすると、結婚指輪の内側がチェーンに当たってしまうため、傷つきやすいです。指輪の内側にメッセージや名前を刻印している場合は、薄くなったり、消えてしまったりする可能性があります。 また、結婚指輪を紛失した際に気づきにくい点もデメリットです。結婚指輪をネックレスにする場合、ネックレスは服の下に着用するケースが多いでしょう。その状態でネックレスのチェーンが切れてしまうと、指輪が落下しても気づかない可能性が高いです。

職場で結婚指輪を身につける際のマナー

職場で結婚指輪を使用するにあたって、いくつか押さえておきたいマナーがあります。ひとつずつ解説するため、順番にチェックしていきましょう。

事前に結婚することを報告しておく

職場の上司や同僚などに対して、事前に結婚の報告をしておきましょう。最近では、結婚を含むプライベートなことは、職場に報告する必要はないという考えもありますが、いきなり結婚指輪を着用して勤務するようになると、周囲の人に気をつかわせてしまいます。 どうしても話したくない理由がある場合は別ですが、しっかり報告して筋をとおしておきましょう。

TPOに合わせて着用する

結婚指輪は、TPOに合わせて着用しましょう。相手や場所によっては、結婚指輪の着用が望ましくないケースがあります。たとえば、堅い雰囲気の商談や打ち合わせの際は、結婚指輪をはじめとする装飾品は使用しない方がよいでしょう。

華美・カジュアルなデザインのものは避ける

職場で結婚指輪を使用することを想定している場合は、結婚指輪のデザインにも注意しましょう。職場はあくまで社会生活の場であり、身につけている結婚指輪のデザインによっては悪目立ちしてしまうリスクがあります。 とくに外部の方と仕事をする場合、華やかすぎる結婚指輪を着用していると相手に落ち着きのない印象を与えてしまい、仕事に影響が出てしまう可能性も否定できません。結婚指輪を選ぶ際は、あまり華美なデザインや、カジュアルすぎるデザインの指輪は選ばないようにしましょう。

必要以上に結婚したことをアピールしない

おめでたいことであるのは間違いありませんが、必要以上に結婚を周囲にアピールしすぎないようにしましょう。 昨今は晩婚化が進んでいる影響もあり、結婚の話題自体がセンシティブになりつつあります。職場にも結婚していても家庭に問題を抱えている方や、離婚をしたばかりで結婚の話をしたがらない方がいるかもしれません。

また、過度な幸せアピールと受け取られると、職場での人間関係に影響が出る可能性もあります。結婚の報告は、あくまで社会人として常識的な範囲で行いましょう。

職場でも身につけられる結婚指輪を選ぶ際のポイント

結婚指輪は、デザインや素材によって職場に相応しくないと判断される場合があります。仕事中も結婚指輪を使用したい方は、指輪選びの際に以下の点を押さえるようにしましょう。

落ち着いたデザインのものを選ぶ

結婚指輪は、落ち着いたデザインのものを選択しましょう。主張が強すぎるデザインのものは、結婚指輪の着用が許可されている現場でもNGが出る可能性があります。 シンプルなデザインであれば、職場に限らずさまざまな場面で着用しても違和感がありません。また、時代や流行に左右されず、長く使用できる点もメリットです。

丈夫でメンテナンスしやすい素材のものを選ぶ

結婚指輪におすすめの素材は、何といってもプラチナです。その大きな理由として、プラチナという材質そのものが科学的観点から非常に安定しているため、錆びにくく、変色しにくいことが挙げられます。 pt950の高純度プラチナであれば、熱にも酸にも強く、資産価値も高くなるということがあります。

さらに、プラチナのなかでもとくに強度が高められたハードプラチナは、変形や傷にも強いという特長を持っています。DIAMOND DOT LABでは、大切なジュエリーを長く身に着けられるよう、高硬度を誇るSPハードプラチナを使用しています。

身につけていて違和感のない指輪を選ぶ

長く使用するものなので、身につけていて違和感のないものを選んでください。重さや締め付けなど、気になる部分があると仕事への集中力に影響を与えます。 試着の際に、手を広げたり握ったり、実際の仕事の作業動作をするなどして、違和感がないかしっかり確認しておきましょう。

こちらの記事では、結婚指輪のつけっぱなしについて解説しています。つけっぱなしにおすすめの素材や手入れの方法も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

結婚指輪を職場で使用できるか、そして使用できない場合の対処法などについて紹介してきました。基本的には、結婚指輪を着用しながら、仕事をしても問題はありません。 ただし、職種によっては安全面や衛生面の問題から、指輪そのものが禁止されている場合があります。仕事中も結婚指輪を使用したい方は、事前に職場のルールを確認しましょう。

また、結婚指輪のデザインも重要なポイントです。仕事でも悪目立ちしない、シンプルかつ凹凸の少ないものを選ぶようにしましょう。 DIAMOND DOT LABでは、結婚指輪を安心して購入できるようにアフターサービスが用意されており、豊富なデザインを取りそろえています。予算についても相談できるので、ご利用を検討されている方はお気軽にお問い合わせください。