ラボグロウンダイヤモンド
ラボグロウンダイヤモンドの価値は高くないの?購入するメリットを紹介
ラボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドよりも低価格で手に入るダイヤモンドです。しかし、低価格であるだけに、宝石としての価値が低いのではないかと不安に思う方もいらっしゃることでしょう。
今回は、ラボグロウンダイヤモンドの価値やメリットについて解説します。この記事を読み終わるころには、ラボグロウンダイヤモンドは低価格以上に魅力的なダイヤモンドだと思っていただけることでしょう。
【この記事のポイント】
- ラボグロウンダイヤモンドは「本物のダイヤモンド」
- 価値が低いわけではなく、評価と市場認知が進んでいる
- 価格・倫理面・自由度の高さが大きなメリット
目次
ラボグロウンダイヤモンドとは?
ラボグロウンダイヤモンドとは、研究所(ラボ)で人工的に育てられた「本物のダイヤモンド」のことです。
「人工ダイヤモンド」「合成ダイヤモンド」と呼ばれる場合もありますが、成分や構造そのものが天然ダイヤモンドと同じ純粋な炭素でできているため、ガラスやキュービックジルコニアのような模造石とはまったく別物です。
硬度・屈折率・分散度といったダイヤモンドを特徴づける数値も天然と一致しており、化学的・物理的・光学的な性質は天然と実質的に同一であり、肉眼では区別できません。
そのため、肉眼や一般的なダイヤモンドテスターでは見分けがつかず、専門の鑑定機器でようやく微細な不純物の違いから判別できるほど、輝きや透明感も天然ダイヤモンドと変わりません。
天然ダイヤモンドが地中深くで数十億年という途方もない時間をかけて育つのに対し、ラボグロウンダイヤモンドは数週間ほどで生成できます。環境負荷が少なく、採掘に伴う紛争や人権問題とも無縁であることから、サステナブルで倫理的な選択肢として世界的に注目されています。
ラボグロウンダイヤモンドの価値とは?
研究所(ラボ)で生成されるラボグロウンダイヤモンドの成分は、天然ダイヤモンドと完全に同じです。そのため、コストを抑えながらも天然ダイヤモンド相当の輝きを楽しめます。
ラボグロウンダイヤモンドは1950年代に初めて生成され、今から10~15年前に市場に出回り始めました。市場に出始めたころは「人工ダイヤモンド」と同等レベルの評価であり、天然ダイヤモンドよりも魅力的ではないとされていました。
ところが、2018年に転機が訪れます。アメリカ連邦取引委員会により「ラボグロウンダイヤモンドは正式なダイヤモンドである」と認定されました。
また、世界的高級ブランドであるデビアス社は、同年にラボグロウンダイヤモンドに特化した子会社「Lightbox」を設立し、市場拡大に大きく貢献しています。
このようにラボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドに匹敵する美しさを持つ新たなダイヤモンドとして注目を集めています。
ラボグロウンダイヤモンドを購入するメリット
ラボグロウンダイヤモンドに注目が集まっている理由とはなんでしょうか?今回は、代表的なメリットを5つ紹介します。
- 環境への影響
- 人権問題
- 価格
- 高い品質
- カスタマイズ
環境への影響
天然ダイヤモンドを採掘する際は、規模によっては大量に森林を伐採することもあるほか、採掘した土地が放置されてしまうことがあります。ラボグロウンダイヤモンドは研究所で生成されるため、天然ダイヤモンドのような採掘は必要なく、環境への悪影響が小さく済みます。
大規模な採掘場は「ISO環境マネジメントシステム」の認証を受けた企業が管理しています。しかしその裁量は企業に委ねられているため、管理の質には企業によってムラがあるのが現状です。
一方、ラボグロウンダイヤモンドであれば研究所内での生成となるため、天然ダイヤモンドよりも環境への悪影響はかなり抑えられます。昨今、世界的に取り組まれているSDGsの観点から見ても、ラボグロウンダイヤモンドの方が現代的なニーズを持っているといえるでしょう。
人権問題
天然ダイヤモンドは、アフリカで多く生産されています。しかし、アフリカではいまだに紛争が絶えません。もし生産国が紛争中であれば、ダイヤモンドの生産で得た資金を武器に変えるという悪循環が生まれてしまいます。
場合によっては、何も罪のない人々が武器購入のためのダイヤモンド生産に関わってしまうことから、この一連の流れがダイヤモンドにまつわる人権問題として取り上げられてきました。
紛争中の国で生産されたダイヤモンドは「紛争ダイヤモンド」「血塗られたダイヤモンド」と呼ばれ、争いの資金源とされています。また、一部の生産国では、児童労働や低賃金労働なども発生しており、人権問題に付随する悪い要素も存在しているのが現状です。
ラボグロウンダイヤモンドであれば研究員たちによって生成されるため、こうした人権問題に発展するような要素を回避できます。
価格
ラボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドよりも1/2~1/3程の価格で手に入ります。そのため、価格が原因でダイヤの指輪の購入をためらっていた方でも、もう一度購入を検討できるのではないでしょうか。
なぜここまでラボグロウンダイヤモンドは安く購入できるのでしょうか。理由は、やはり生成過程にあります。
天然ダイヤモンドは、ダイヤモンドの母石であるキンバーライトに爆発物を仕掛けて粉砕させる方法や、地面に大きな穴をあけて採掘する方法など、採掘方法はさまざまです。アフリカやロシアなどが採掘場となり、移動費や生産コストとして高額な金額が発生します。
一方、ラボグロウンダイヤモンドは研究所で生成されるため、天然ダイヤモンドのように採掘コストを必要としません。さらに、天然ダイヤモンドが長い期間をかけて育つのに対し、ラボグロウンダイヤモンドは数日から数週間で育つことも価格が抑えられる要因です。
高い品質
無色のラボグロウンダイヤモンドは、その生成過程上、不純物が極端に少ない高品質なダイヤモンドです。天然ダイヤモンドでも、約9割は不純物として窒素を含んでおり、不純物のない高品質な天然ダイヤモンドはごくわずかです。
また、ラボグロウンダイヤモンドはすべて同じものというわけではありません。生成に使う機器や技術などによって、一つひとつ個体差があります。
輝きや大きさが違うラボグロウンダイヤモンドが生成されることによって、購入者はより好みのジュエリーを選びやすくなるでしょう。
カスタマイズ
天然のカラーダイヤモンドでは色が薄いものが多く、赤や青などの鮮やかな濃い色はなかなか出せません。しかし、ラボグロウンダイヤモンドは、色を自由にカスタマイズできます。そのため、好みに合わせたジュエリーを手に入れられます。
とくに、ジュエリーに対してオリジナル性を求める方には、魅力的に感じる点ではないでしょうか。一生の買いものとなる婚約指輪をカスタマイズできれば、2人だけの特別なものとなります。
ダイヤモンドのみならず、全体のデザインまでカスタマイズできるブランドを選ぶのもよいでしょう。DIAMOND DOT LABのプロポーズリングサービスでは、200ピース以上のなかからダイヤモンドが選べ、リングもプラチナカラー・イエローカラー・ピンクカラーの3色を用意しています。
ラボグロウンダイヤモンドの価値基準
ラボグロウンダイヤモンドの価値は、主に4つの基準から価値が決まります。各基準について、詳しく見ていきましょう。
不純物
天然ダイヤモンドの98%程は窒素などの不純物を含む「タイプI」に分類されます。一方、不純物が少なく透明度が高いごくわずかなダイヤモンドは「タイプII」とされ、その希少性もさることながら、非常に価値が高いものとなっています。
ラボグロウンダイヤモンドは、その生成環境が人の手のコントロール下にあることから、不純物を含まない理想的な状態で生成できるため「タイプII」に分けられています。
カラー
ダイヤモンドのグレードを決める項目のひとつがカラーです。一般的には無色(カラレス)が最高グレードとされており、これはラボグロウンダイヤモンドでも同様です。
鮮やかな色が持ち味のカラーダイヤモンドであれば、ブルーやピンクが人気の高い色となっています。色によって価値は変動するため、購入前によく確認しましょう。
カット
ダイヤモンドの特徴を活かしたデザイン性が高いカットは、高評価を受けます。ただし、人気はブランドによって左右されるため、注意しましょう。
カラット数
ラボグロウンダイヤモンドの強みとして、大きなカラット数のダイヤモンドも手が届きやすい価格帯であることが挙げられるでしょう。
カラット数は、基本的に大きければ大きいほど価値が高くなります。近年では生成技術の進歩により、純度の高い大粒ラボグロウンダイヤモンドの生成が可能になっています。
大粒のラボグロウンダイヤモンドがセッティングされた結婚指輪や婚約指輪は、天然ダイヤモンドが使用されたものと比べて手頃に求められますが、その輝きは天然ダイヤモンドに決して劣らず非常に華やかなものとなります。
大きめのカラット数を現実的な予算で選びやすいのが、ラボグロウンダイヤモンドの強みです。購入後の後悔を減らすためにも、カラットと価格のバランスを見比べながら、自分に合う条件を整理して選ぶのがおすすめです。
こちらの記事では、結婚指輪の相場金額について解説しています。大切なジュエリー選びにぜひお役立てください。
ラボグロウンダイヤモンドの見分け方
ラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドと化学的にも物理的にも同一であるため、見分けることは極めて困難です。しかし、購入時にはいくつかの確認ポイントがあります。ここでは、ラボグロウンダイヤモンドと天然ダイヤモンド、さらに類似石との見分け方について解説します。
肉眼での識別は困難
天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドは、成分がまったく同じです。そのため、見た目だけで区別するのはほぼ不可能です。これは消費者だけでなく、宝石を扱い慣れたプロであっても同じだといわれています。
プロの鑑定士でも、肉眼では両者の違いを判断できません。判別できるのは、特殊な分析機械を使って数値を比較したときだけです。唯一の手がかりとされるのは、大きめのダイヤモンドに入れられる刻印ですが、これも高度な機材がないと確認できません。
このような理由から、一般の方が肉眼で見分けるのは事実上不可能とされています。
鑑定書の有無を確認する
天然ダイヤモンドかどうかを確かめたい場合、最も確実なのが「鑑定書」です。鑑定書には、ダイヤモンドの品質を示す4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)の評価や細かな数値が記載されています。
ラボグロウンダイヤモンドは、2018年にアメリカで正式に「ダイヤモンド」として認められたことをきっかけに、鑑定書が発行されるようになりました。現在は、GIA(米国宝石学会)や IGI(国際宝石学研究所)など、世界的に信頼されている機関が鑑定を行っています。これらの鑑定書を確認すれば、天然かラボグロウンかをきちんと見分けることができます。
そのため、購入する際は、鑑定書が付いているかどうかを必ずチェックしましょう。信頼できるショップであれば、ラボグロウンダイヤモンドであることを明確に表示し、適切な鑑定書を提供しています。
キュービックジルコニアやモアサナイトとの見分け方
ラボグロウンダイヤモンドは、キュービックジルコニアやモアサナイトと混同されやすい石です。しかし、天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドは性質が同じなのに対し、これらの類似石は化学的・物理的・光学的な特性が大きく異なります。
天然ダイヤとラボグロウンはプロでも肉眼では判別が難しい一方、キュービックジルコニアやモアサナイトは慣れると見分けやすいといわれています。
たとえば、キュービックジルコニアは薄暗い場所だと輝きが弱くなりますが、ラボグロウンダイヤモンドはわずかな光でもしっかり光ります。一方、キュービックジルコニアは曇りが残りやすい点が違いです。
モアサナイトは、ダイヤモンドよりも強い虹色の光を放つ点が特徴です。華やかな輝きが出るため、よく観察するとダイヤモンドとは異なる印象を受けます。
まとめ
今回は、ラボグロウンダイヤモンドの価値やメリットについて解説しました。ラボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドに比べてエシカルかつ手の届きやすい価格帯であるにもかかわらず、天然ダイヤモンドのように唯一無二の輝きを放ちます。
婚約指輪にラボグロウンダイヤモンドを取り入れたいとご検討の方は、DIAMOND DOT LABをぜひご利用ください。
ラボグロウンダイヤモンドの専門店として、婚約指輪の準備期間から好みのデザインやサイズに関してヒアリングしながら、ベストな婚約指輪やプロポーズの内容をご提案いたします。
理想のプロポーズを実現するために、DIAMOND DOT LABへ一度相談してみませんか。ジュエリーに関する専門的な内容もご相談いただけるほか、指輪の購入後でもサイズ直しやキズの修理などに対応しています。
お2人にとって特別な思い出となるよう、当店が心を込めて対応いたします。
DIAMOND DOT LABでは、おふたりの大切な節目を演出するお手伝いをさせていただいています。
特典付きの来店予約も実施しておりますので、ぜひお気軽にご来店ください。
