ラボグロウンダイヤモンド
ラボグロウンダイヤモンドとジルコニアの違い丨輝き・耐久性・価格を比較
大切なジュエリーを選ぶとき「長く使えるかどうか」は外せない判断基準のひとつです。
ラボグロウンダイヤモンドとキュービックジルコニアはどちらも美しい輝きをもちますが、成分・硬さ・輝き・価格・環境面においてはっきりとした違いがあります。
この記事では、それぞれの特徴を比較し、理想のジュエリー選びをサポートします。
【この記事でわかること】
- 成分と作られ方の違い
- 硬さや耐久性の違い
- 輝きの違い
- 価格と価値の違い
- 環境・倫理面の違い
目次
ラボグロウンダイヤモンドとキュービックジルコニアの違い
ラボグロウンダイヤモンドとキュービックジルコニアは、どちらもラボで生まれる人工の石です。一見よく似た輝きをもっていますが、成分・硬さ・輝きという3つの観点から見ると、両者の間には本質的な差があります。
まず押さえておきたいのは、ラボグロウンダイヤモンドは「本物のダイヤモンド」だということです。
天然ダイヤモンドと同じ炭素のみで構成され、同じ結晶構造をもっています。一方のキュービックジルコニアは、ダイヤモンドに似せて開発された人工石(模造石)です。
成り立ちから見ても、両者は根本的に別の存在です。
まずは両者の違いを見ていきましょう。
- 成分と作られ方の違い
- 硬さや耐久性の違い
- 輝きの違い
成分と作られ方の違い
ラボグロウンダイヤモンドは、炭素原子が強く結びついた結晶構造をもつダイヤモンドそのものです。製法は主に2種類あります。
ひとつはHPHT法(高温高圧法)と呼ばれ、地球のマントルと同じ高温・高圧環境を人工的に再現して結晶を育てる方法です。
もうひとつはCVD法(化学気相蒸着法)で、メタンガスとマイクロ波を用いて炭素を層状に積み重ねていく方法です。
どちらも高度な技術を要し、プロの鑑定士でさえ天然ダイヤモンドと見分けることが難しいほどの完成度を誇ります。
一方、キュービックジルコニアの主成分は酸化ジルコニウムです。ダイヤモンドの成分である炭素とはまったく異なる物質で、イットリウムなどを加えて人工的に結晶化させた模造石です。手頃な価格で楽しめるファッションアクセサリーとして広く親しまれています。
主成分と分類は以下のとおりです。
| 主成分 | 分類 | |
| ラボグロウンダイヤモンド | 炭素(C) | 本物のダイヤモンド |
| キュービックジルコニア | 酸化ジルコニウム(ZrO₂) | 模造石 |
硬さや耐久性の違い
「長く使える指輪を選びたい」と考えるなら、硬さと耐久性はとくに注目したいポイントです。
ラボグロウンダイヤモンドのモース硬度は天然ダイヤモンドと同じ「10」です。モース硬度とは鉱物の傷つきにくさを1〜10で表したもので、10は最高値となります。
日常生活のあらゆる摩擦にも傷つくことなく、適切なお手入れで何世代にもわたって美しさを保ち続けられます。高い耐熱性をもち、ジュエリー製造過程の高温加工にも十分耐えられるのも頼もしい点です。
対してキュービックジルコニアのモース硬度は8.5前後です。決して脆い素材ではありませんが、ダイヤモンドと比べると傷がつきやすく、日常使いを続けると表面にすり傷が蓄積されていく可能性があります。
トレンドを気軽に楽しむ用途には適していますが、一生のジュエリーとして長期使用を考えると、耐久性の面でラボグロウンダイヤモンドとは大きな差があります。
輝きの違い
ラボグロウンダイヤモンドは、屈折率が天然ダイヤモンドと同じ2.42です。
完全にコントロールされた環境で育つため不純物が極めて少なく、純粋でクリアな輝きを堪能できます。明るい場所でも薄暗い場所でも、変わらず鋭い輝きを放つのが特徴です。
キュービックジルコニアの屈折率は2.15〜2.2程度で、明るい場所ではダイヤモンドに近い輝きを発します。
ただし薄暗い場所では輝きが弱まる傾向があり、長期使用で表面に傷が蓄積されると輝きが落ちやすくなる可能性もあります。
なお、両者を簡単に見分ける方法が3つあります。薄暗い場所では、ダイヤモンドは鋭く輝く一方でジルコニアは鈍い光になります。
息を吹きかけるとダイヤモンドは熱伝導率が高く、すぐに曇りが消えますが、ジルコニアはなかなか消えません。
また紙の上に置いたとき、ダイヤモンドは文字が透けませんが、ジルコニアは透けて見えます(リードスルー効果)。
こちらの記事では、ラボグロウンダイヤモンドについて解説しています。特徴や安さの理由も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
【価格比較】ラボグロウンダイヤモンドとキュービックジルコニアの価値は?
ラボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドと同じ国際的な品質基準「4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)」で評価されます。
品質を保証する鑑定書も発行され、ジュエリーとしての信頼性が高いのが特徴です。
天然ダイヤモンドの価格と比較した場合では約1/2~1/3程度のため、天然では予算的に手が届きにくかった大粒や高品質なダイヤモンドを、現実的な価格で手にできるのが最大の魅力です。
一方、キュービックジルコニアは数千〜数万円程度で購入できる非常に手頃な石です。
ただし4Cのような品質評価制度や鑑定書がなく、ジュエリーとしての資産価値はありません。ファッションを楽しむためのアクセサリーとしては優れた選択肢ですが、品質保証・長期使用という観点ではラボグロウンダイヤモンドと根本的に位置づけが違います。
【環境・倫理面】ラボグロウンダイヤモンド・ジルコニアと天然ダイヤモンドの違い
ラボグロウンダイヤモンドとキュービックジルコニアはどちらもラボで製造されるため、採掘を必要とする天然ダイヤモンドとは異なり、土壌の荒廃や水質汚染といった自然環境への負荷がありません。
また、紛争地帯での採掘や児童労働とも無縁であり、透明性の高いプロセスで生まれます。
なかでもラボグロウンダイヤモンドは「環境と人に配慮した次世代のダイヤモンド」として世界的な注目を集めています。アメリカをはじめ海外市場ではすでに一般的な選択肢となり、サステナビリティを重視する著名人からも広く支持されています。
現代の価値観にぴったり合致する、誇りをもって選べるジュエリーです。
まとめ
ラボグロウンダイヤモンドとキュービックジルコニアは、成分・硬さ・輝き・価格のすべてにおいて本質的に違います。
「長く使えるジュエリー」として選ぶなら、モース硬度10の高い耐久性、屈折率2.42によるクリアな輝き、さらに4C鑑定書による品質保証を備えたラボグロウンダイヤモンドは有力な選択肢です。
天然ダイヤモンドの約1/2~1/3程度の価格で手にできる点も魅力であり、品質・価格のいずれの観点から見ても、賢明で誇れる選択といえるでしょう。
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