ラボグロウンダイヤモンド
ラボグロウンピンクダイヤモンドは存在する?色の付け方や評価基準を解説
ピンクダイヤモンドに憧れを持っているものの、高価すぎて諦めていませんか。ラボグロウンダイヤモンドなら、天然ダイヤモンドと同じ輝きと品質を持ちながら、手の届きやすい価格で手にすることができます。
本記事では、ラボグロウンピンクダイヤモンドの存在から色の付け方、評価基準まで解説します。
【この記事のポイント】
- ラボグロウンピンクダイヤモンドの存在
- 色の付け方
- ピンクダイヤモンドに込められた意味
- 評価基準
- 結婚指輪としての選択
目次
ラボグロウンピンクダイヤモンドはある?
ラボグロウンダイヤモンドの一種として、ピンクダイヤモンドは確かに存在します。
天然のピンクダイヤモンドは100万粒にひとつしか採れないほどの希少性を誇り、主要な産地であったオーストラリアのアーガイル鉱山が2020年に閉山したことで、さらに入手困難な状況となっています。無色透明のダイヤモンドと比較すると、天然ピンクダイヤモンドの産出量はわずか0.01%未満にすぎません。
このような希少性から、天然のピンクダイヤモンドは1カラットを超えるもので数百万円以上という高額な価格となり、大粒のピンクダイヤモンドはなかなか手が届かない存在でした。
しかし、ラボグロウンダイヤモンドの技術革新により、天然と同じ化学組成、結晶構造、物理的性質を持つ本物のピンクダイヤモンドを、はるかに手頃な価格で手にすることが可能になったのです。
ラボグロウンピンクダイヤモンドは、天然では叶わなかった大粒サイズや鮮やかな発色のものも安定して供給できるため、婚約指輪や結婚指輪のメインストーンとしても選びやすくなりました。
ラボグロウンダイヤモンドの色の付け方
ラボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドが持つ色を科学的に再現することができます。天然のピンクダイヤモンドは、結晶構造の歪みや欠陥によって発色するとされていますが、その詳細なメカニズムは完全には解明されていません。
ラボグロウンダイヤモンドのファンシーカラーは、主にHPHT法(高温高圧法)とCVD法(化学気相蒸着法)という2つの製造方法で作られます。HPHT法では、約1,400℃以上の高温と55,000気圧ほどの圧力をかけてダイヤモンドを結晶化させます。
CVD法では、真空チャンバー内でメタンガスなどの炭素を含むガスをダイヤモンドの種結晶に蒸着させ、層を重ねて成長させます。
ファンシーカラーを作る際は、成長過程で窒素やホウ素などの微量元素を加えることで、イエローやブルーといった色を作り分けます。ピンクダイヤモンドの場合は、CVD法と制御された照射処理を併用することで、結晶構造に恒久的な変化をもたらし、望ましいピンクの色調を生み出します。
この技術により生成されたピンク色は永続的なものであり、時間が経過しても色褪せることはありません。
こちらの記事では、ラボグロウンダイヤモンドについて解説しています。
生成方法や安さの理由も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
ピンクダイヤモンドに込められた意味
ピンクダイヤモンドは、婚約指輪や結婚指輪に選ばれる方に、とくに人気の高い宝石です。その理由は、ピンクダイヤモンドが持つ宝石言葉とパワーストーンとしての意味にあります。
ピンクダイヤモンドの宝石言葉は「永遠の愛」「完全無欠の愛」「決意」「最終決定」などとされています。
無色透明のダイヤモンドの宝石言葉が「永遠」「完全無欠」であるのに対し、ピンクという色が「愛」を意味しているため、ピンクダイヤモンドは愛に関する象徴としてより強い意味を持つのです。
とくに、結婚という人生の大きな決断をするカップルにとって「決意」や「最終決定」という意味は、2人の未来を後押しする力強いメッセージとなります。ここからは、パワーストーンとしてのピンクダイヤモンドが持つ5つの効果について詳しく見ていきましょう。
- 恋愛運を向上させる
- 魅力を高める
- 幸運を招く
- 意志を強める
- 成功へと導く
恋愛運を向上させる
ピンクダイヤモンドは、愛のエネルギーを高め、パートナーとの絆を深める効果があるとされています。身につけることで、愛情を引き寄せる力が強まり、より魅力的な存在として相手に映ると信じられています。
また、ピンクダイヤモンドは浄化のパワーも備えているため、恋愛におけるネガティブな感情や過去の傷を癒してくれる効果も期待されます。結婚後も夫婦円満のお守りとして、2人の愛を守り続けてくれるでしょう。
魅力を高める
ピンクダイヤモンドのピンク色には、華やかなエネルギーが込められており、美しさと優雅さを象徴しています。そのため、無色透明のダイヤモンドと比べて、身につける人の魅力を引き出す効果がさらに高いといわれています。
ピンクダイヤモンドの輝きは、自信と自己肯定感を高め、華やかな印象を与えてくれます。自分をもっと好きになりたい、自信をつけたいという方にとって、ピンクダイヤモンドは心強い味方となってくれるはずです。
幸運を招く
ダイヤモンドには魔除けや幸運を招く力があるとされており、ピンクダイヤモンドも同様の効果を持つといわれています。邪気を遠ざけ、好機を引き寄せる力に優れているため、新しい人生のスタートを切るカップルにおすすめです。
とくに、ピンクダイヤモンドは「愛のエネルギー」を集める力に優れているため、幸福な未来へと導いてくれる効果が期待されています。持ち主に富と繁栄をもたらし、前向きな気持ちや明るい未来への期待を高めてくれるでしょう。
意志を強める
ピンクダイヤモンドは、精神的な強さと決断力を象徴する石でもあります。優柔不断な性格の方を助け、自己信頼を高めて信念を貫く力を与えてくれるとされています。
プロポーズや結婚という人生の大きな決断をする際、ピンクダイヤモンドは心強いサポートとなってくれるでしょう。また、人生の重要局面で必要な精神力とスタミナを向上させ、困難な状況でも逆境を乗り越える力を与えてくれます。
成功へと導く
ピンクダイヤモンドは、目標達成への情熱やモチベーションを高める効果も持つとされています。勝利と繁栄を象徴し、成功への道を開いてくれると信じられています。
困難を乗り越える力を与え、自己啓発や才能の開花を促す助けとなります。
仕事運の上昇にもつながるため、ブライダルジュエリーとしてだけでなく、キャリアアップを目指す方にもおすすめの宝石です。ピンクダイヤモンドのエネルギーが、あなたの人生全般における前向きな変化をサポートしてくれるでしょう。
ピンクダイヤモンドの評価基準
ピンクダイヤモンドの価値は、通常のダイヤモンドと同じく4C(カラット、カラー、クラリティ、カット)で評価されます。ただし、ファンシーカラーダイヤモンドであるピンクダイヤモンドの場合、とくにカラー(色)の評価が重要となります。
無色透明のダイヤモンドでは無色に近いほど価値が高いとされますが、ピンクダイヤモンドでは色が濃く鮮やかなほど高く評価されるのです。
ここでは、ピンクダイヤモンドの評価基準について詳しく解説していきます。
- カラー
- カット
- クラリティ
- カラット
カラー
ピンクダイヤモンドの価値を最も左右するのが、カラー(色)の評価です。色の評価は「色の濃さ」と「色のトーン」という2つの観点から行われます。
色の濃さ
ピンクダイヤモンドの色の濃さや鮮やかさは、GIA(米国宝石学会)によって以下の9段階に分類されます。
- ファンシービビッド:最も鮮やかで濃い
- ファンシーインテンス:鮮やか
- ファンシーディープ:高彩度だが低明度で深い色
- ファンシーダーク:低彩度かつ低明度で深い色
- ファンシー:彩度も明度も十分
- ファンシーライト:やや薄い
- ライト:薄い
- ベリーライト:非常に薄い
- フェイント:ほのかで弱い
最高グレードの「ファンシービビッド」は、色が非常に濃く鮮やかなもので、最も高い価値を持ちます。婚約指輪や結婚指輪のメインストーンとして使用する場合は「ファンシー」以上の濃さがあるものが望ましいでしょう。
メレダイヤモンド(脇石)として使用する場合でも、小さなサイズでピンク色がはっきりと認識できるよう「ファンシー」以上の濃さのものを選ぶことがプロの間で推奨されています。
色のトーン
ピンクダイヤモンドの色調は、純粋なピンクだけでなく、他の色味が混ざったものも存在します。主な色調は以下の4種類です。
| 色のトーン | 特徴 |
| ピンク | 純粋なピンク色で、最も人気が高い |
| パープリッシュピンク | 紫がかったピンク色で、希少性が高く、純色のピンクよりも高評価となる場合がある |
| ブラウニッシュピンク | 茶色がかったピンク色で、評価は低め |
| オレンジッシュピンク | オレンジがかったピンク色で、評価は低め |
最も価値が高いとされるのは、純粋な「ピンク」と「パープリッシュピンク」です。とくに「ファンシービビッドパープリッシュピンク」は、最高グレードの色として取引されています。
一方、ブラウニッシュピンクやオレンジッシュピンクは、色味に濁りが感じられるため、評価が下がります。
ピンクダイヤモンドを選ぶ際は、色のトーンにも注意を払うとよいでしょう。
カット
カットは、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すための重要な要素です。良質なカットが施されたピンクダイヤモンドは、光の反射が美しく、ピンクの色合いをより魅力的に見せてくれます。
カットのグレードは「エクセレント」「ベリーグッド」「グッド」「フェア」「プア」の5段階で評価され、エクセレントが最高評価となります。
とくに、プロポーション・シンメトリー・ポリッシュの3要素すべてでエクセレント評価を受けた「トリプルエクセレント」は、最高品質のカットとして知られています。
ピンクダイヤモンドの美しい色を最大限に引き出したいなら、カットのグレードにもこだわることをおすすめします。
クラリティ
クラリティは、ダイヤモンドの透明度を表す指標です。内包物(インクルージョン)や表面の傷(ブレミッシュ)の有無や程度によって評価されます。
内包物が多いと、ダイヤモンドの美しさや輝きが損なわれるため、価値が下がります。クラリティは「フローレス(FL)」を最高評価として、11段階で分類されます。
一般的には、10倍の拡大鏡で見ても内包物が確認できない「IF(インターナリーフローレス)」以上、または肉眼では内包物が見えない「VS(ベリースライトリーインクルーデッド)」以上のものが、ジュエリーとして高い評価を受けます。
カラット
カラットは、ダイヤモンドの重量を表す単位で、1カラットは0.2グラムと定義されています。一般的に、カラット数が大きいほど希少性が高まり、価値も上昇します。
天然のピンクダイヤモンドでは、1カラットを超えるものは非常に希少で、数百万円以上の価格となることも珍しくありません。主要産地であったアーガイル鉱山でも、大粒のピンクダイヤモンドの産出は極めて限られていました。
一方、ラボグロウンピンクダイヤモンドであれば、1カラット以上の大粒サイズも、天然に比べてはるかに手頃な価格で手に入れることができます。これにより、天然では不可能だった大きさのピンクダイヤモンドを、婚約指輪のメインストーンとして選ぶことが現実的な選択肢となったのです。
ラボグロウンダイヤモンドも天然ダイヤモンドと同様に、4Cの基準に基づいて国際的な鑑定機関(GIAやIGIなど)で鑑定されます。鑑定書には、カラット、カラー、クラリティ、カットの評価が記載されており、ダイヤモンドの品質を客観的に確認することができます。
ラボグロウンピンクダイヤモンドに関するよくある質問
ここでは、ラボグロウンピンクダイヤモンドについて、よくある質問にお答えします。
- ラボグロウンピンクダイヤモンドは本物のダイヤモンドなのか
- 天然のピンクダイヤモンドと比べて価格にはどれほどの差があるのか
- 結婚指輪としてピンクダイヤモンドはありなのか
ラボグロウンピンクダイヤモンドは本物のダイヤモンドなのか
ラボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドと同じ化学組成、結晶構造、物理的性質を持つ本物のダイヤモンドです。唯一の違いは、天然ダイヤモンドが地中で何億年もかけて形成されるのに対し、ラボグロウンダイヤモンドは実験室で数週間から数ヶ月で成長させられる点です。
人工的に作られるため「合成ダイヤモンド」と呼ばれることもありますが、偽物やイミテーションではありません。2018年に米国連邦取引委員会(FTC)により、天然ダイヤモンドと同等の「ダイヤモンド」として認められています。
モース硬度も天然と同じ最高値の10を示し、光の屈折率も2.417で同一です。専門家でも肉眼では判別できず、専用の機器を使用して初めて識別できます。
GIAやIGIなどの国際的な鑑定機関で正式に鑑定され、鑑定書が発行されるため安心です。
天然のピンクダイヤモンドと比べて価格にはどれほどの差があるのか
天然のピンクダイヤモンドは、その希少性から非常に高価です。無色透明のダイヤモンドと比較しても、ピンクダイヤモンドは数倍から数十倍の価格で取引されます。主要産地であったアーガイル鉱山が2020年に閉山したことで、価格はさらに高騰しています。
同じグレードで比較した場合、ラボグロウンピンクダイヤモンドは天然ダイヤモンドの約3分の1から10分の1程度の価格で購入できます。
価格例
- 0.2カラットのラボグロウンピンクダイヤモンドのルース(裸石):20万円台~
- 0.2カラットのプラチナリング:39万円~、
- 0.3カラットのプラチナネックレス:43万円~
天然ダイヤモンドでは、1カラットを超えるものは数百万円から数千万円ですが、ラボグロウンダイヤモンドなら同じサイズでもはるかに手頃です。
予算が限られている場合でも、メレダイヤモンドとして結婚指輪や婚約指輪に取り入れたり、小さめのカラット数をメインストーンとして選んだりすることで、憧れのピンクダイヤモンドを手にすることができます。
結婚指輪としてピンクダイヤモンドはありなのか
結婚指輪としてピンクダイヤモンドを選ぶことは、もちろん魅力的な選択肢です。ピンクダイヤモンドの宝石言葉は「完全無欠の愛」「永遠の愛」「決意」であり、結婚という人生の大きな節目にふさわしい意味を持っています。
天然のピンクダイヤモンドは高額なため、これまでは結婚指輪にメレダイヤモンド(脇石)として使用されることが多く、メインストーンとしては難しい状況でした。しかし、ラボグロウンピンクダイヤモンドなら、手の届く価格でメインストーンとしても使用できます。
ピンクダイヤモンドは、愛のエネルギーを高め、パートナーとの絆を深める効果があるとされています。結婚後も夫婦円満のお守りとして、2人の愛を守り続けてくれるでしょう。
まとめ
ラボグロウンピンクダイヤモンドは、天然と同じ化学組成と物理的性質を持つ本物のダイヤモンドでありながら、天然の何分の一かという手の届く価格で購入できる新しい選択肢です。
ラボグロウンダイヤモンドは、採掘を行わないため環境への負担が少なく、紛争ダイヤモンドの心配もないエシカルな選択肢です。持続可能な社会を目指す現代において、未来へとつながる選択といえるでしょう。
DIAMOND DOT LABでは、お客様の予算やご希望に合わせた鑑定書付きのラボグロウンダイヤモンドをご用意しております。
また、すべての商品に品質保証書が添付され、アフターサービスにも丁寧に対応いたします。長くお使いいただく中でサイズが合わなくなったり、傷がついてしまった場合でも、期間を問わず無償でお直しを承ります。
高品質なラボグロウンダイヤモンドを使用した婚約指輪や結婚指輪をお探しの方は、ぜひDIAMOND DOT LABへご相談ください。
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