人工ダイヤモンドとは?天然ダイヤモンドの違いを解説 DIAMOND DOT LABのブログ。

ラボグロウンダイヤモンド

人工ダイヤモンドとは?天然ダイヤモンドの違いを解説

ダイヤが施されたジュエリーを購入検討する際、価格は抑えたいがなるべく天然ダイヤモンド相当の質を求めたいという方が多いのではないでしょうか。
どのダイヤにするかを選択する場合に目にする言葉として「人工ダイヤモンド」と「天然ダイヤモンド」という言葉があります。今回は、両者の違いを解説します。違いを抑え、ご予算やイメージに合ったジュエリーを選びましょう。

人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンドの違い

人工ダイヤモンドか天然ダイヤモンドかは、一見しただけではなかなか違いを判断できません。しかし、生産背景の違いを知ることや、専用器具を使うことで、それぞれが異なったものであると理解できます。
今回は、両者の代表的な違いを5つ紹介します。両者ともよい点があるため、5つの違いを見極めたうえでよりよいと思う方を検討していきましょう。

生成期間

人工と天然のダイヤモンドで、生成期間は大きく変わります。人工ダイヤモンドは、数日〜数週間での生成が可能です。そのうえ、昨今では技術が著しく進歩し、天然ダイヤモンドに匹敵するほどのクオリティを持っているものも存在します。
一方、天然ダイヤモンドの生成期間は、数百万年〜数十億年以上です。人の手が加わることなく、地下100km以上の深い場所で、900℃〜1,300℃ほどの熱と45キロバール以上の圧力が加わりながら誕生します。人間の常識では考えられないほどの長い年月をかけて、人々を魅了する輝きを産み出しています。

結晶形

人工ダイヤモンドは、6つの正方形で構成された立法体面を持つ結晶形となります。一方、天然ダイヤモンドは、8つの正三角形から構成される八面体が結晶形です。
目視では、なかなか見分けがつきません。しかし、専用器具を使うと、人工か天然かは結晶形で見分けられます。

インクルージョン

インクルージョンとは和訳すると内包物とも呼ばれ、ダイヤモンド内に含まれる不純物や鉱物のことを指します。天然と人工のどちらであるかによって、インクルージョンとして含まれるものが異なります。
人工ダイヤモンドはその名のとおり人工的に作られているため、インクルージョンはほとんど含まれません。天然ダイヤモンドは自然のなかで生成されるため、必ずインクルージョンが含まれます。インクルージョンの有無は、人工か天然かを見極める決定的なポイントとなります。

資源の量

人工ダイヤモンドは、炭素を含む物質があれば製造を続けられます。技術も進歩していけば、より質の高い人工ダイヤモンドを製造できます。
また、価格的にも人工ダイヤモンドの方が抑えられるため、技術の進歩によって多くの人々に行き届く未来が期待できます。昨今では、SDGsの観点も重要視されているため、今後も需要は継続していくでしょう。

一方、天然ダイヤモンドは自然発生に委ねられるため、採掘量には限りがあります。自然発生が止まってしまった場合は、いずれ採掘できなくなります。今後は、希少性を考慮しながら、利用していく必要が出てくるでしょう。

環境や労働への影響

天然ダイヤモンドを採掘するには、鉱山に登り、爆発物やドリルを使います。そのため、危険をともない、過酷な労働環境になりがちです。
よく採れる紛争中のアフリカの国では、ダイヤモンドで得た資金を武器に使うということもあり、採掘には倫理問題も発生しています。低賃金労働や児童労働など、ほかにも付随する問題があります。

天然ダイヤモンドは希少性が高いですが、採掘時にともなう問題を考慮すると、人工ダイヤモンドの方が優れているといえるでしょう。

人工ダイヤモンドの種類3選

人工ダイヤモンドは、主に3種類で定義付けされます。一見似たような言葉であるため、最初は区別するのが難しいかもしれません。
ひとつずつ、詳しく解説します。購入する前に、ひとつひとつの定義を区別できるようにしておきましょう。

模造ダイヤモンド

さまざまな素材を用いて、見た目をダイヤモンドに近づけた石のことを指します。水晶やガラスなどをダイヤモンドに似せるようにカットし、安価なアクセサリーとして販売されています。
模造ダイヤモンドとして代表的なのは「スワロフスキー」です。スワロフスキーはクリスタルガラスを独自の技術で加工し、美しいジュエリーやアクセサリーを販売しています。ヴェルサイユ宮殿やオペラ劇場にも作品を提供している、歴史あるブランドです。

人造ダイヤモンド

ダイヤモンドとはまったく異なる元素から成り立つ人造石です。安価ながら華やかで美しい輝きを持つため、ダイヤモンドの類似品として人気がありますが、モース硬度や比重を比較することで簡易的に見分けることができます。
代表的な人造ダイヤモンドは「キュービックジルコニア」です。キュービックジルコニアは「CZダイヤモンド」との名称で販売されることもありますが、ジルコニウムという元素をもとに作られた、自然界には存在しない石です。また、時間経過とともに黄味を帯びてくるケースもあります。

合成ダイヤモンド

天然ダイヤモンドと同じ成分によって作られたダイヤモンドのことを指します。違いは、人工的に作られているか・自然現象として生まれたものなのかという点のみです。主に、ファッションを目的に活用するのがおすすめです。
2018年にアメリカ連邦取引委員会により、合成ダイヤモンドは正式なダイヤモンドであると認定され、一気に市場価値が高まりました。価格は、天然ダイヤモンドのおよそ半分以下で購入できます。

天然ダイヤモンドの採掘時に環境が破壊される事案がありますが、合成ダイヤモンドでは採掘自体必要がありません。環境問題に対してより関心のあるセレブたちは、進んでエシカルな人工ダイヤモンドを選ぶケースもあります。

ラボグロウンダイヤモンドがおすすめ!

ラボグロウンダイヤモンドとは、研究所で生成されたダイヤモンドのことを指します。成分は天然ダイヤモンドと同じであり、人工ダイヤモンドや合成ダイヤモンドとは別のものです。
ラボグロウンダイヤモンドには、大きく分けて2つのメリットがあります。

1点目は、価格の安さです。ラボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドの40%〜50%ほどの価格で購入できます。そのため、経済的に厳しいと思っている方にはとくにおすすめです。
2点目は、環境問題や倫理問題への配慮です。天然ダイヤモンドの採掘時は、森林伐採や掘った穴を放置する事案が問題となっていました。

また、天然ダイヤモンドは紛争中のアフリカでも生産されています。紛争中の国では、ダイヤモンドで得た資金で武器を買うという悪循環が生まれています。
その点、ラボグロウンダイヤモンドには採掘の必要がなく、生成は研究所で行われるため、環境問題や倫理問題に配慮できます。SDGsの観点が求められる世の中では、これからも注目を集めていくでしょう。

DIAMOND DOT LABではラボグロウンダイヤモンドの専門店として、シチュエーションに合わせた指輪やネックレスなどを取り扱っています。ご用意しているものは、すべてカラーグレードが最高クラスのものです。
なかには、世界最高レベルのIDEALカットが施されたものもご用意しています。IDEALカットにより、ダイヤモンドが持つ輝きを最大限活かせます。ブルーやピンクなどのカラーダイヤモンドも取り揃えているため、ぜひ色味をお楽しみください。

また、婚約指輪に関しては「プロポーズリングサービス」というサービスを提供しています。一生の思い出となるプロポーズのご準備を、ぜひ当店で行ってみませんか。
プロポーズリングサービスでは、200種類以上のダイヤモンドから品質・価格などのご希望にそってお選びいただけます。そのあと、プロポーズリングのサイズと色を選び、いざプロポーズするといった流れです。プロポーズ後は、2人で指輪を再度じっくりお選びいただけます。

プロポーズリングサービスでは、あまり準備期間に余裕がない方でもご利用いただけます。
婚約指輪をご検討の方は、DIAMOND DOT LABをぜひご検討ください。

こちらの記事では、ラボグロウンダイヤモンドのメリットや価値基準について解説します。より深くラボグロウンダイヤモンドを知りたい方は、ぜひ合わせてご覧ください。

まとめ

今回は、人工と天然のダイヤモンドの違いや人工ダイヤモンドの種類などについて解説してきました。人工と天然のダイヤモンドには、生成期間や資源の量などに違いがあります。
ラボグロウンダイヤモンドを用いたジュエリーをご検討の方は、DIAMOND DOT LABをぜひご利用ください。DIAMOND DOT LABはラボグロウンダイヤモンドの専門店として、アフターフォローまでサポートしています。

ご予算とイメージがかけ離れていても、ご満足いただけるジュエリーをご提案いたします。ジュエリーのある輝かしい生活に寄り添うパートナーとして、当店をぜひご検討ください。