婚約指輪の平均カラット数は?相場や大きさを選ぶポイントを解説 DIAMOND DOT LABのブログ。 茨城県つくば市

指輪の基礎知識

婚約指輪の平均カラット数は?相場や大きさを選ぶポイントを解説

交際相手に結婚を申し込むにあたって、婚約指輪を用意する方は珍しくないでしょう。婚約指輪は一生に一度しか手に入らないものであり、相手に喜んでもらうためにこだわりを持って選ぶ必要があります。

婚約指輪を選ぶポイントは人によって異なりますが、ダイヤモンドのカラット数にこだわる方は多いです。

本記事では、婚約指輪の平均カラット数をはじめ、大きさを決める際のポイントや予算内での上手な買い物のコツなどについて解説します。興味を持った方は、ぜひ最後までご覧ください。

婚約指輪の平均カラット数

カラットとは、ダイヤモンドをはじめとする宝石の重さを表す単位です。混同されやすいですが、サイズを表す単位ではありません。ヨーロッパでは1907年に、アメリカでは1913年に、1カラットは0.2グラムと規格化されました。

カラット数が2倍になると価値は4倍に、3倍になると9倍になるように、重さに比例して宝石の希少性が高まり、価値も上がります。ちなみに、1カラットより小さい宝石の重さを表す単位はポイントで、こちらは1カラットの100分の1の大きさです。

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ」によると、首都圏における婚約指輪の平均カラット数は0.2~0.3カラットと回答したのが31.6%と最も多く、次いで多かったのが0.3~0.4カラットと回答した層で、こちらは全体の26.8%でした。3番目になると数が減少し、0.5~0.6カラットと0.2カラット未満と回答したのが同率で8.3%です。

婚約指輪として選ばれやすい0.2~0.3カラットの宝石は直径4ミリ程度で、50円玉の穴と同じくらいの大きさといえばイメージしやすいでしょう。0.4カラットになると直径は4.8ミリまで大きくなり、こちらは5円玉の穴と同じくらいの大きさです。

実物を手にしてみるとわかりますが、この数ミリの違いはかなり宝石の印象を変えます。そのため、婚約指輪をはじめとする装飾品を購入する際に、カラット数を重視する方は多いです。

婚約指輪の大きさを決めるときのポイント

婚約指輪のカラットは、指輪の印象を左右するポイントです。しかし、指輪を選んだ経験がない場合、どのようにカラットを決めればよいか悩んでしまう方も多いでしょう。

以下では、婚約指輪のカラットを決める際のポイントについて解説します。

使用する場面

婚約指輪のカラットを決めるときは、まずどのような場面で婚約指輪を使用するのか考えましょう。たとえば、婚約指輪をフォーマルな場で使用することを想定している場合は、大きめのカラットの指輪がおすすめです。カラットの大きな宝石は存在感と華やかさを兼ね備えており、装いの主役として活躍してくれます。

一方で、普段のお出かけや職場での使用を想定している場合は、小さめのカラットの指輪がおすすめです。カラットの大きい指輪は、普段のちょっとした動作が原因で宝石に傷がついてしまう可能性があります。カラットの小さい指輪であれば動作の邪魔にならず、かつ目立ちすぎないため、普段使いにぴったりです。

女性の好み

婚約指輪のカラットを決めるにあたって、指輪を送る女性の好みをあらかじめ確認しておきましょう。当たり前のことではありますが、どのような指輪を好んでいるかは人によって異なります。

もし相手の女性の好みから外れた指輪を送ってしまうと、せっかくの婚約指輪にもかかわらず、相手に悲しい思いをさせかねません。最悪の場合、関係に不和が生じる可能性すらあります。

婚約指輪選びに自信がない場合は、友人に協力してもらって指輪の好みを聞き出す、プロポーズリングを用意してあとから婚約指輪を一緒に選ぶなどの工夫をしましょう。

手とのバランス

婚約指輪のカラットを決める際は、手とのバランスも意識しましょう。気に入った指輪のデザインやカラットの宝石を見つけても、実際に身につけてみると最初のイメージと違っていたというケースは、決して珍しいことではありません。

たとえば、カラットの小さな宝石は、とくに手が小さな方、華奢な手の方になじみやすいといった特徴があります。しかし、手の大きな方が身につけると、実際のサイズより宝石が小さく見えやすいため、やや控えめな存在感となる場合もあるでしょう。

可能であれば、婚約指輪はさまざまなカラット数の指輪を試着し、見た目を確認しながら選びましょう。

将来のイメージ

将来をイメージしながら選ぶのも、カラットを決める際のポイントです。婚約指輪は、基本的に一生に一度しか手にすることはありません。長く使用することを想定して、10年先、20年先の自分をイメージしながら指輪を選ぶべきです。

具体的には、手や指は年齢を重ねるとシワが増え、節が目立つようになるため、大きめのカラットの宝石の方が似合うようになります。そのため、予算の範囲内でカラットが一番大きなものを選ぶのがおすすめです。

もちろんカラットが小さくても、本人が気に入った指輪があれば、そちらを優先してください。

こちらの記事では、婚約指輪を一緒に選ぶべきかについて解説しています。一緒に選ぶ割合や選ぶ場合のメリット・デメリットも取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

婚約指輪は一緒に選ぶべき?割合や渡し方などを紹介

婚約指輪の相場

婚約指輪を選ぶにあたって、宝石のカラットはもちろん、価格帯も重要なポイントです。結婚式をはじめ、新婚の時期はお金が必要な場面が多いため、あらかじめ予算を決め、その範囲で婚約指輪を用意しないと、経済的な問題に直面する可能性があります。

ちなみに「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ」の情報を調べたところ、首都圏における婚約指輪の購入価格の平均は43.2万円でした。

予算内でできるだけ大きなダイヤモンドを選ぶには?

婚約指輪を購入するにあたって、予算以内に収まるか否かは重要なポイントです。しかし、カラットの大きなダイヤモンドの購入を検討している場合、予算設定もかなりシビアになるでしょう。

以下では、予算内で可能な限り大きなダイヤモンドを購入するコツについて解説します。

カラット以外のグレードを下げる

予算内でカラットの大きなダイヤモンドを選びたい場合は、カラット以外のグレードを下げましょう。ダイヤモンドの価値は、以下の4Cと呼ばれるダイヤモンドの品質を表現するための4つの要素によって決まります。

  • カラット(重さ)
  • カット(輝き)
  • カラー(色)
  • クラリティ(透明度)

ダイヤモンドは重く、輝きが強く、色が薄く、そして透明度が高いほど価値が高まります。しかし、どれだけダイヤモンドのカラットが大きくても、ほかの3つの要素が欠けていれば、そこまで高い価値はつきません。

もしカットとカラー、そしてクラリティの3つの要素をある程度妥協できれば、理想の大きさのダイヤモンドを購入できる可能性が高まります。

ラボグロウンダイヤモンドを選択する

予算を抑えつつ大きなカラットのダイヤモンドを購入したい方は、ラボグロウンダイヤモンドの選択も検討しましょう。ラボグロウンダイヤモンドとは「研究室」を意味するラボ、そして「育てられた」を意味するグロウンからわかるように、人工的に作られたダイヤモンドの1種です。

成長環境が異なる以外は、天然のダイヤモンドと物理的、科学的、そして工学的に同じながら、安価で購入できる点が特徴として挙げられます。DIAMOND DOT LABでもラボグロウンダイヤモンドを扱っており、天然のダイヤモンドよりも高い純度とピュアな輝きを誇ります。

興味を持った方は、ぜひ一度公式サイトをご覧ください。

こちらの記事では、ラボグロウンダイヤモンドについてくわしく解説しています。天然ダイヤモンドと同成分でありながらお求めやすい価格を実現できる理由も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

ラボグロウンダイヤモンドとは?価格の安さの理由を解説

まとめ

婚約指輪に使用する宝石のカラットは、指輪の印象そのものを大きく左右します。そのため、指輪を送る相手の好みも踏まえたうえで、慎重に検討しなければなりません。

結婚指輪や婚約指輪の購入に関するご相談は、ぜひDIAMOND DOT LABへお問い合わせください。DIAMOND DOT LABは、美しさと特性が天然ダイヤモンドと同じでありながら、地球に優しく、倫理的な懸念もないラボグロウンダイヤモンドの専門店です。

ラボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドを採掘する過程で発生するコストが不要なことから、従来の金額よりもお求めやすいながらも高品質な輝きをお約束できます。ぜひ一度DIAMOND DOT LABへご来店いただき、確かな「本物」の輝きをご覧ください。